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もりもりくん003

≪転勤拒否≫

中川
こんにちは。
社長
こんにちは。今日は、A君のことで相談します。
中川
はい、どんなことですか?
社長
A君が転勤を拒否しました。どうしたらいいですか?
中川
事情を聞きましたか?
社長
はい、子どもが小さいので引っ越しができないからというのです。
中川
他にはありませんか?たとえば両親と同居していて、介護をしているとか。
社長
いいえ、両親は元気です。また、同居もしていません。
中川
子どもが小さいとどうして引っ越しができないのですか?
社長
奥さんが反対しているらしいです。子どもが新しい環境でなじめないかもしれないと不安なようです。
中川
であれば、単身赴任という方法もありますよね。
社長
小さい頃は父親の存在が大きな影響を与えるから単身赴任はして欲しくないと言っているようです。
中川
そうですか。他に事情はないのでしょうか?
社長
深くは聞いていません。
中川
拒否する場合は本音が別の所にある可能性もあります。たとえば、転勤先の上司と馬が合わないとか。
社長
なるほど。もう一度転勤を拒否する理由を聞いてみます。もし、特別な理由がないのに転勤を拒否する場合はどうしたらいいですか?
中川
就業規則に正当な理由がなければ拒否できないと書いてあります。したがって、転勤拒否を理由に懲戒できます。
しかし、その前提は、子どもさんのことは転勤を拒否する正当な理由がないと判断しなければなりません。それぞれ、家庭に事情がありますので、軽々しく判断できません。他人には言えない特別な事情がある場合もあります。
社長
そうですね。事情を詳しく聞かなければならない理由が分かりました。
中川
御社は定期的に転勤をさせています。また、単身赴任手当や住宅手当など経済的な補填を考慮されています。転勤はごく普通のことですから、よほどの理由がなければ拒否できないと考えていいでしょう。転勤拒否を受け入れると、他の社員も今後拒否する可能性があります。
社長
そうです。それが頭が痛いのです。
中川
とにかく、再度面談してください。

(中川コメント)

転勤を命じるためには就業規則にその根拠が必要です。
転勤をすると少なからず生活に影響を与えます。その影響度合いにより、転勤を命ずることができない場合があります。
最近、増えたのが介護問題です。本人の事情をよく聞きましょう。

presented by 中川式賃金研究所



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